冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

ITの適正活用、組織風土改革、従業員満足度調査、これあらた、久留真家、冨山陽平

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キーワード「調査」を含む記事

 上司に「社員の意識調査」をするように!と言われて、さて困った。。。となって、依頼が来る。というのが、当社に一番多いパターンです。一般論ですが、意識調査をおこなうときには、なにか問題が発生した背景があって、その問題解決を考慮した意識調査となることが多いです。  ただ、会社さんによると、予算の関係もあって、まずは自社内で対応するようにという指示が出るようです。実際、「委託はできないのですが、簡単な相...続きを見る

 社員の意識調査は、企業の大小問わず、予算を一切無視すれば多くの経営者・人事担当者は関心があるものです。そして、多くの会社が内製・外製問わず実施しています。この調査が「うまくいく」ためには、以下の要件を満たす必要があります。なお、「うまくいっている状態」とは、社員ができるかぎり本音で答え、経営が現状を正確に把握できて、解決すべき課題が見えている状態です。 設問を設計する際に、「何を調査したいか」...続きを見る

 「その数字は、ほんとに正確なの?」  これは、ES調査やCS調査の結果を報告する際に、よくいただくご質問です。たとえば、下記の2つの例をご覧ください。 日本の30歳男性全員の身長の平均値 日本の30歳男性全員の年収の平均値 同じ平均値でも1は結果に対する納得感が高いと思いますが、2は結果に対して納得する方と納得出来ない方がおられると思います。いろいろな理由があると思いますが、私は下記のように...続きを見る

「うちの社員は、会社の方針をよく理解して行動してくれているから、お客さんの満足度も高い。」  これは、とある社長が自分の主観で話したことです。社長がどういう思いでこういうふうに話したかはわかりませんが、少なくともこの社長は自分の会社について高い評価をしているようです。果たして、これは「組織の現状を正しく」測っているのでしょうか?次に社員に聴いてみます。すると、 「うちの社長は、現場の声をまったく...続きを見る

 前回は調査を実施する環境について書きましたので、今回は質問項目設計について書きたいと思います。質問項目の設計でやりがちな失敗は、 聞きたいと思ったことを場当たり的に並べる というものです。マクロミルのアンケートなどでもそうですが、何も考えてないで聞きたいことだけ聞いているでしょう?と思えるアンケートというのはたくさんあります。つまり、 データを集めて分析した結果をもとに何をしたいのか? を明確に...続きを見る

 従業員満足度調査は、比較的関心の高い分野のようなので、2・3回に分けて設計のポイントを書いていきたいと思います。今回は、調査を実施する環境についてです。従業員満足度調査と一口にいっても色々な種類のものがあります。たとえば、下記のようなものです。 社員のモチベーション(仕事への意欲の高さ)を調査するもの 社員が会社にやってほしいことを調査するもの 社員がメンタルヘルスになりやすい状況に陥っていな...続きを見る

 組織の状態を定量的に分析してくれる診断ツールが、多くのコンサルティング会社から販売されていることはご存知でしょうか?組織調査・組織診断・アセスメントなどという言葉で検索すると、多くの診断ツールがヒットします。このようなツールは、経営者や人事の方に非常に好まれますが、やり方を失敗すると逆に痛い目に遭います。今回は、組織診断ツールの失敗しない活用方法について書きたいと思います。  私は、前に所属して...続きを見る

 組織の調査には、いろいろなものがあります。従業員満足度調査、360度診断、組織風土調査など。これらの調査自体をおこなうことは非常に意味がありますが、大切なのは、結果数値だけにとらわれず、その数値の背景のある生の声を十分に議論することです。  私は、前の会社にいたときに組織風土アセスメントという商品の開発と運用に関わっており、多くのクライアント様に提供させていただきました。その際に、ハッキリとわか...続きを見る