冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”|ITの適正活用,モバイルワーク,ITの適正活用、組織風土改革、従業員満足度調査、これあらた、冨山陽平

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  • 22
    Mar
    2021
    2021/03/22 (月)
  • 【初心者向き】できるだけ安価に、最低限の物品で、安定したリモートワーク環境を整えたい

「個人向け、フリーランス向けのテレワーク環境構築サービスってないんですかね?企業向けはたくさんあるのに…」

 この質問、昨年何回か聞かれた質問です。なんでそういうサービスが少ないかの理由はシンプルです。個別に事情が大きく異なるわりに手間が掛かり儲からないからです。実際、聞かれた方の1名にそういうサービスがあったらいくらだすの?と聞いたら「ん~5,000円かな」と言っていました。ちょっとした家庭教師の時給より安いです。まぁ、やりませんよね、プロは。設定していく過程でお客さんは、色々とおっしゃるものなので、そのような金額ではやってられないわけです。だから、家電量販店なども、パソコン設定とかネットワーク設定とか明確に区切ってサポート料金を設定するわけです。

 ちなみに、私もそのような仕事は依頼があればやっていますが、その方の要望を伺って、機器を選定して、機器を代理購入し、設定をする。この一連で、基本料5万円+手配した機器代の20%+出張1回(1万円+交通費)くらいでやっています(データ移行などがある場合はさらに料金が付加されます)。一般家庭への設定と考えると「うわっ、高っ!!」って思う方が多いのではないでしょうか?一方、ビジネスで利用し、機会損失をできるだけ避けたい方は、そうお思いにならないかもしれません。私は、要望を伺う段階から進めていき最適な環境を考えますので、かなり安価に提供していると思っています。表だって提供しているサービスではないので、オープンに書くのもこのブログが初めてなのですが…

 一方で、そこまでオーダーメイドじゃなくていいし、セキュリティとかまぁ、最小限で良いし、何かあったら適当に自分で対応するから、とにかくシンプルにリモートワークできる環境を設定したいというニーズがあるのも事実です。であれば、「端末」「音声/カメラ」「ネット環境」が整えば良いわけです。サークルライトとか美肌効果とかカメラの向きとかそういうのは一切除外して、

できるだけ安価に、最低限の物品で、安定してリモートワークができる環境

に焦点を当ててご紹介したいと思います。

端末

 リモートワークですから、書き物や編集も含むと思いますので、Windows搭載のノートパソコンかMacBookを購入される前提で説明いたします。正直どれでも良いと思いますが、いままでの経験上(当社内利用、顧客先導入すべて)一番評判がよいのはVAIOです。お金に余裕があれば、Panasonicでしょうか。

 ただし、在宅での作業はオフィスで作業する以上に、キーボードのタッチ音や画面の大きさが気になります(天井高など、空間の開放性が異なるので)。このあたりは、家電量販店等で実際に触れてみて、選定されるのが良いかと思います。

 性能面で申し上げられることは、CPUは、Corei3,i5,i7(2021年3月現在)が搭載されたもの、メモリは8GB以上を選んでおけば失敗はないでしょう。

音声/カメラ

 2020年後半以降の発売された端末はある程度カメラ性能も意識されて設計されているので、最小限であればパソコン標準搭載で問題ありません。この記事の主旨に沿うとこれで終わりなのですが、音声とカメラそれぞれでお薦めの商品を紹介しておきます。このマイクの品質はかなりよいです。私も愛用していますが、周囲のノイズをまったく拾わないので、非常にクリアで聞き取りやすい音質になります。カメラは安価ラインではロジクール一択だと思っています。

ネット環境

オンラインで仕事をする上で、一番問題になるのはこれかなと思います。ネット環境を考える上では大きく2つに分ける必要があります。「インターネット環境」と「自宅内の環境」です。

インターネット環境

 フレッツがいいのか、auひかりがいいのか、Nuro光がいいのか、フレッツにするならプロバイダはOCNなのか、ASAHIネットなのかなど、色々と選択肢は多岐にわたります。正直地域などにもよりますので、一概にどれがよいとは言えません。高ければ良いわけでも安ければ悪いわけでもありません。ルータの設定次第でも速度が変わることがあります。また増強などもありますから、今日書いたことが明日は変わっているかもしれません。

 ただし、マンションで利用されている方には一点お伝えしたいことがあります。最近新築されたマンションや最近ネット環境を見直したマンションであればあまり影響はないかもしれませんが、古くからネット環境が同じマンションの場合、他の世帯の影響を受けやすい場合があります。このような場合、各戸に一戸建てタイプ(フレッツでいうファミリータイプ)を敷くことができる場合もあります。当社の赤坂オフィスでもそのように対応しています。管理会社に伝えてOKであれば、こちらのほうが他戸の影響を受けにくく安定して使える可能性が高いでしょう。

自宅内の環境

 プロバイダから提供されているルータを利用し、そこから有線で利用されている場合は考慮する必要がありません。ここでは、無線LANを導入される場合の機器選びについてお書きしたいと思います。プロバイダから提供されるルータにも最近は無線LAN機能が搭載されていることもありますから、その場合はそのまま利用してみましょう。

 ただし、有線LANで直接接続すると速いのに、無線LANにすると速度が遅くなる場合は、無線LANの機器または無線LANの機器の配置方法に問題があることがほとんどですので、そちらを疑うことにしましょう。こちらもインターネット環境と同様、一概には言えませんが、ワンフロアか2階建て以上かに分けて、適切な無線LANルータを紹介したいと思います。価格.comの無線LANルータページをご覧になりながら、以下お読みください。

ワンフロア

この場合は、WiFi5またはWiFi6、接続可能台数18台以上、ビームフォーミング対応のうち、NEC製またはTP-Link製をお薦めいたします。個人的にはこの2社を選定してクレームに繋がったことはありません。

2階建て以上

メーカーがどんなに2階建て以上対応といっても、上階との間の素材などで電波は大きく減衰する場合もあります。2フロア以上あって安定性を重視したい場合は、メッシュWiFiがよいでしょう(解説はNECサイトを参照)。接続可能台数18台以上という点は重視された方が良いと思います。同じくNEC製またはTP-Link製が良いと思いますが、各階に置くのでコンパクトさを重視したいところ。その場合は、TP-Link Deco X20をお薦めします。

 

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接続可能台数がそんなに必要か?とお思いのなるかもしれませんが、こちらが多くてもルータの金額は大きく変わりません。4人家族で一人3台とすると案外接続しているものなので、多いものを選んでおいた方が無難でしょう。

まとめ

 いかがでしたか?よく「このルータを使うとネットが遅い」という口コミを見ますが、他のルータと比較したのかどうかにも依りますし、そもそもルータではなく他の要因かもしれません。快適な環境は端末/インターネット環境/自宅内環境ともにある程度のコストは不可欠であって、高ければ良いというものではありませんが、ケチケチしすぎると、不快になる確率は高くなります。当記事が、皆様の快適な環境の構築に貢献できれば幸いです。

  • 2021/03/22 (月)

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コメント(1件あります)

  1. ゆう より:

    ランキングからきました。
    今日も詳しく有難うございました。
    またお邪魔しますね。

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