冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”|育児/教育,中学入試,経営コンセプト,ITの適正活用、組織風土改革、従業員満足度調査、これあらた、冨山陽平

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  • 27
    Feb
    2021
    2021/02/27 (土)
  • 4大中学受験塾の合格実績発表のタイミングについて思うこと

 中学受験って、まだまだメンタルが未完成な時期に行なわれるもので、本人が前向きにならないのであればやるべきものではないと思っています。私自身も中学受験生ですが、第一志望校を落ちたときは相当ガッカリきました。しかも、親に言われて妥協した第一志望だったのでなおさらです。結果、第二志望だった立教中(現:立教池袋中)に合格し進学したわけですが、受かった私はまだ良かったです。いくら当時からデリカシーのない私でも、4日以降も必死に頑張っている塾の友達にはとても声をかけられませんでした。小学6年生の私が抱いた感想は「ああならないでよかった」でした(大人としては無礼な表現ですが)。

 現在の受験日程をみても、東京の受験生にとって2月1日~2月3日は多くの子供たちががんばっていて、2月4日~6日はそれまでの結果が思わしくなく引き続き必死に頑張っている子供たちです。私はこの4日~6日あたりの受験塾の対応というのはいわゆる本性が見えると思っています。ここで2月4日の各塾のトップページを見てみたいと思います。まず、日能研さん、サピックスさん、早稲田アカデミーさんを一気に並べます。

 一方、四谷大塚さんのウェブサイトは以下の通りです(メッセージがスクロールされていた部分があったので2枚に分かれていますが、一つのウェブサイトです)。

 私はこういうメッセージをキチンと出せる四谷大塚は、本当に受験生のことをよく考えていると感じました。しかも合格実績も出していません(キャプチャ画像に写っているバナーは、前年度の合格実績です)。もちろん、戦略かもしれません。仕事が遅いだけかもしれません。そうだとしても四谷大塚しかメッセージは出していないのです。一方、上記に並べた3つの塾のうち、LINE公式アカウントをフォローしているところがありますが(バレバレですな)、合格実績が毎日のように通知で届きました。必死に頑張っている受験生の親御さんで、こちらに通塾している方も登録されていることでしょう。我が子は大丈夫か?と思っているところにこんな通知がきたら、胃がキリキリ痛むと思います。

 弱肉強食といえばそれまでですが、好きで受験している子ばかりではありません。親に言われて仕方なくやっている子もいます。そんな中、習い事も諦めてしかも受験もうまくいっていない状況で、自分の通っている塾が大々的に合格実績!と発表していたら…親子ともに打撃が大きいと思うのです。

 私はそれも組織の風土ですし、悪いとは思っていません。私が好まないだけです。ただ、子供にとって決して良い影響があるとは思えません。子供に寄り添って考える本質がある組織なのかと言えば、そうではないのでしょう。逆にそういう感情的な部分を抑えられるからこそ、キチンと受からせるという力は持っているのかもしれません。

 組織の行動というのは、こういう細かいところで本質が見えることがあります。うちの子は本人も気に入っている小規模塾に通わせていますが、大手塾で通期で通塾するのであれば、こういう気遣いができる四谷大塚さんに預けたいと思います。実際、小5までは進学くらぶという四谷大塚さんの通信教育で我が子は勉強していましたが、かなり役だったと思います。

  • 2021/02/27 (土)

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コメント(1件あります)

  1. ゆう より:

    ランキングからきました。
    中学受験大変ですよね。
    すごいなって思います。

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