冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

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冨山陽平のブログ 思いきりやりぬく
  • 19
    Mar
    2019
    2019/03/19 (火)
  • 意識調査の再分析にメリットがあるか?

 意識調査を実施する企業は多々ありますが、分析方法は会社によって異なります。ざっくりというと。。。

 パターンA:回答データの平均値をとって、そこから類推して結果を考察する
 パターンB:緻密な統計手法を駆使して、できるだけ客観的に考察する

と分類できます。パターンAのお客様の声としては、「わかりやすいよね」という一方「平均値出して、類推しただけじゃん」というものがあります。逆に、パターンBの場合は、「とても社内では実施できない方法で、外注した価値を感じる」という一方、「考察経過がわかりにくいなぁ…」というものがあります。要するに、意識調査もひとつの商品ですから、開発者のバックグラウンドやこだわり、価格によって大きく異なるわけです。感覚的には、会社の規模が大きいほどパターンAが多く、会社の規模が小さいほどパターンBが多いです。

 では、意識調査を委託する先によって、大まかな結果が異なるのでしょうか?結論からいうと、異なる場合もあれば、同じ場合もあるというのが答えです。再分析を委託したいと思うのは、おそらくは、自分の直感と違ったり、説明に納得できない場合だと思います。私が知っている、それぞれのパターンに委託したときの不納得感は。。。

 パターンA:分析者の主観や分析会社の得意分野に持ち込もうとしている感じがしたとき
 パターンB:実態を理解していない、または実績不足で、数値だけみて判断したのでは?と感じたとき

というのが多いように思います。再分析を依頼するときには、パターンAのところに委託したのであれば、再分析はパターンB、パターンBのところに委託したのであれば、再分析はパターンAとすると、失敗は少ないように思います。

 当社は明確にパターンBですし、再分析の委託も何件か実施していますが、結果が変わったというお客さまの声をいただいたことはありません。当社がいただいた声は、

  • 結果の背景に納得して、説明しやすくなった
  • 対策に優先順位をつけることができた

というものがあります。

 再分析は、どこまでのデータを活用して再分析をするかによっても料金が異なりますが、まずは、ドクターのセカンドオピニオンのように、一度相談されることが好ましいと思います。担当者が不納得な意識調査の結果をもとに、分析を進めていくと現場に誤った示唆を与える可能性もありますから、担当者の納得感を大切にしていただきたいと思っています。

  • 2019/03/19 (火)

組織(風土)変革

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