就職活動で心がけたこと

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 今年は、経団連加盟企業を中心に、8月1日から採用プロセスを進める形になっているようです。字面通り厳格に守っている企業もあれば、リクルーターやインターンなどで事前に事実上の選考を始めている企業もあるようです。妻がこちら方面の専門なので、よく話は聞くのですが、自分が修士の2年のときにこの状況だったら大変だったろうなぁと感じています。

 振り返ってみると、自分が大学4年と修士の2年だったとき、8月はともに忙しかった記憶があります。大学4年のときは、他大学の大学院への進学を決めていたので、その試験が8月にあり、猛勉強中です。修士の2年の8月は修論前の学会発表の準備が大詰めで、てんやわんやしていた記憶があります。その時期に、就職活動と言われても。。。とゾッとします。私のころは修士1年の12月~4月がピークだったわけですが、それでも、比較的研究に真面目に取り組んでいた自分にとっては、たとえ、春口であっても就職活動は面倒なものでした。

 とはいえ、自分の将来を決める上で、就職活動は重要なプロセス。限られた時間で自分の行きたいところに決めるために、一つ軸を決めました。

「すべて本音で書き、話し、それでも採ってくれるところにしよう」

こういう話をすると、よく言われるのは、「おまえは学歴がいいからそういう強気なことが言える。」ということです。その考えがあったことは否定しません。ただ、自分は決して黙って人の言うことを聞くタイプではないので、就職活動で取り繕って入社したとしても、ストレスだけ溜まって、なんの成長のキッカケにもならないだろうと考えました。ですので、以下の様なことを面接では話した記憶があります(エントリーシートで落とされた会社はなかったと思います)。

  • 就社の希望順位は正直に話した
  • その会社のいいところ、悪いところを分析して、それを面接で正直にぶつけた

 自分は、正直で変化を受け入れられる会社でお世話になり、貢献したかったので、直球で採用してくれるところが一番だろうと思っていました。5社受けて、落とされるところは一次面接で落とされ、逆にそこを突破すれば、落とされることはなく、2社採用はいただきました。結果的に選択したのがJR東日本でした。入ってわかったことは、少なくとも私が4年在籍していた間では、正直な自分を受け入れてくれましたし、自分のやりたいようにやらせてもらえた会社です。そんな中辞めたことはいまでも申し訳なく思っていますが、いまでも当時お世話になった社員との付き合いはありますし、いつかJR東日本の役に立てるようにという思いは、いまでも持ち続けています。社内で働いている人にも、愛社精神では負けていないつもりでいます。

 当然働く中での紆余曲折はありましたが、社会人の最初のキャリアを自分にフィットする会社で踏み出せたのは、就職することだけを目的とせず、自分に正直に、自信をもって就職活動を進めたからだと確信しています。

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