冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

組織(風土)変革,矛盾を乗り越える,社会,社員が活躍できる組織,ITの適正活用、組織風土改革、従業員満足度調査、これあらた、久留真家、冨山陽平

冨山陽平のブログ 思いきりやりぬく
  • 28
    Jan
    2015
    2015/01/28 (水)
  • 20代のビジネスマンはどうあるべきか?

私もそろそろ36になりますが、20代の自分を振り返ってみると、「恥ずかしいなぁ。。。」「あのときは、ホント失礼をした。。。」と思うようなことがたくさんあります。頭を下げても下げきれないようなこともしました。そのときにお世話になった方々とたまに食事をすると、「丸くなったなぁ」と言われます。ただ、そういうことを後悔しているかというと一切後悔はしていません。そういう後悔やら叱られた経験が今ものすごく活きている確信があるので、迷惑はかけましたが、自分には非常に良かったと思っています。

仕事柄、企業の人事担当の方やそれなりの年代の方とお話する機会も多いので、若手社員の話に及ぶと、業種問わず出てくるのが「最近はいわゆる噛み付いてくる奴が減ったよなぁ」「叱り甲斐がないんだよなぁ」といった声がよく聞こえます。

確かにおとなしいなと思うこともありますが、育ってきた時代背景を考えれば、やむを得ないことだとも思うのです。社会システムが複雑化して先の見えにくい時代ですし、人によっては親の生活の面倒も見なければならない人もいるでしょう。そんな中であれば、「守り」にはいる20代が増えることもやむをえないかもしれません。

ただ、自分自身が成長しなければ、本来望んだ「守り」によってもたらされる「安定した生活」は保障されません。成長するためには、ある程度「自分を主張する」意識をもつことが重要だと考えます。組織の考えに従うことは簡単です。しかし、それがゆえに、議論することもなく自分の考えを常に引っ込めるような人間になったとしたら、その組織の論理の範疇でしか通用しない人間になってしまいます。その会社のシステムが変わったり、転職を余儀なくされたときに、「自分がない人間」になってしまいます。

どんな資格をとろうが、どんなに役職があがろうが、その過程において「自分自身の思考の成長」が伴っていない人は、環境の変化に対応できません。少しでもいいから、自分の意見を主張する、自分の意見と他人の意見を戦わせるという努力をしてほしいと考えています。もちろん、胃が痛くなる機会や後悔する機会が増えるかと思いますが、それを乗り越えなければ自身は成長しません。これは、サラリーマン志向であれ起業志向であれ、どちらにも言えることだと考えています。

余談ですが、私が20代の頃にボクが色々と勝手なことをやっていたり、意見しているときに、同世代に、「なんの力もないときに、そんなに色々言ったって損でしょう?今は黙って、しっかり地位を上げた後に言えばいい」と言われたことがあります。そんな彼らが今発言しているかというと。。。?20代(もっと言えば10代、幼稚園生)から発言するクセをつけていかなければ、年を重ねたときに、変化対応力に欠けるのではないかと感じます。

  • 2015/01/28 (水)

コメントを残す