冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

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「あいさつ」をバカにしてはいけない

2012/07/22 (日)

 「あいさつ運動」が定期的に実施される企業にお勤めの方も多いのではないでしょうか?こういう運動のときに耳にする消極的な言葉として。。。

  • いい年して、あいさつ運動もないよなぁ。小学生じゃあるまいし。
  • あいさつして、なんのメリットがある?仕事の成果があがるわけではない。
  • いまさら、新入社員みたいに「おはようございます!!」なんて言えないよ。

こういうの耳にしませんか?私は社員という立場でもコンサルタントの立場でも、さんざん耳にしました。しかし、こういうことをいう人の大半は普段から挨拶もしなければ、周りとコミュニケーションをとろうともしません。そして、さらによくないのは、こういう人が多ければ多いほど、挨拶すること自体が恥ずかしいような風土になってしまい、互いに口をきかない雰囲気が形成されていきます。

 まさに、「たかが挨拶、されど挨拶」。挨拶をする、しないは、実は経営的に重要な話につながっていく可能性もあるのです。

あいさつをしない人が増える→あいさつをしていた人もしなくなっていく→全体的に話す量が減る→(1) 問題が起きても状況が共有できない(2)素晴らしい事例が生まれても、他の社員の見本にならない→(1)大きな事故やトラブルの歯止めが効かない(2)社員間の相乗効果が生まれないので、教育コストがあがる

あいさつをする人が増える→あいさつしない人もするようになっていく→全体的に話す量が増える→(1)お互いの小さなミスに気づくようになる(2)素晴らしい事例が生まれたとき、他の社員が見本にできる→(1)大きな事故やトラブルを未然に防止(2)社員間の相乗効果が生まれ、教育コストがさがる

極端な例と思われるかもしれません。しかし、職場長や管理職が変わり、明るく挨拶するようになっただけで、会議中の議論の質が上がったり、普段のピリピリ感が消えて、小さな問題を上司に口にできるようになった事例をいくつもみてきました。最初は、部下や同僚にバカバカしいと思われていても、挨拶をする文化を作っていくことは大切です。

 そもそも、社会人である我々をみて子供たちは育ちます。子供たちにとって、もちろん自分の親は一番の手本ですが、私の息子をみても、本当によく人を観察しています。きちんと挨拶できない社会人を見て、子供たちはどう思うでしょうか?そういう社会的責任の視点からも、社会人であるからには日常的に挨拶をすることを心がけるべきとわたしは思います。

カテゴリー: 組織(風土)変革

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