冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

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冨山陽平のブログ 思いきりやりぬく

組織に必要な「こじんまりさ」

2012/06/26 (火)

 1人だけの組織、5人の組織、50人の組織、60,000人の組織。。。私がいままで所属した組織の大きさです。自分が所属する組織を選ぶときに、どのような判断基準があるでしょうか?

  • やりたいこと
  • 企業の安定性
  • 自身の給与
  • 自身の長期的な立場
  • 企業風土

 私は、JR東日本に入ったとき、「やりたいこと」一本で選びました。しかしながら、実は私の採用枠は、そのやりたいことをやれるような採用枠ではなく、もしやれるとしても相当な時間がかかることが入社後にわかりました。働いている中で、本来やりたかったこと以外にやりがいを感じ、それを追求し、より一層深めるために転職をしました。そして、1人会社でコンサルティング・ウェブ制作の会社を起業し、父が創業した5人従業員のいる会社の経営もしているというところです。

 私は、いまでこそ「こじんまり」とした環境で仕事をしていますが、JRにいたときも「こじんまり」とした環境に身をおけていたので、やりがいを見いだせていたように思います(転職してしまったので、それが会社にとっていいとは言い難いですが(笑))

 組織全体の大きさにかからわず、社員A、経営者Aからみたときに、「こじんまり」とした環境は重要ではないでしょうか?今までの顧客先にもこじんまりとした大企業はありますが、おおむね下記のような特徴を持っているように思います。

  1. 経営者の顔がみえる(現場に顔をだす機会が多い、テレビ会議でメッセージを流す、広報紙でのメッセージなどが頻繁)
  2. ほとんどの箇所で、一管理者あたりの部下の人数が概ね8人以内におさまっている
  3. 双方向で議論することを大切にしている職場が多い
  4. 職種次第では、社内SNSなどのコミュニケーションツールを活用し、離れているなりに継続的にコンタクトをとって、久々に顔を合わせたときに話しにくくならないように工夫している
  5. 挨拶をする習慣がある(小さな会話を大切にしている)

 いろいろ耳にしたことを勘案すると、「こじんまりさ」が失われてきたことが、いろいろな意味で精神的にストレスがたまり、能力を発揮しにくい環境を作っているのかなと感じます。

カテゴリー: 組織(風土)変革

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