あなたの書いたメール、知らないうちに違う文字に変わっているかも?

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 機種依存文字という言葉を聞いたことがありますか?歴史的にはかなり根深いことではあるのですが、平たく言えば、Microsoft系のOS(Windows)とApple系のOS(MacOS、iOS<iPhone、iPad、iPod)において、一方では正しく読める文字が一方では読めなくなってしまう文字のことをいいます。しかも、この文字には、みなさんが何気なく使う文字がたくさん含まれております。iPhoneが普及する前は、Macintoshは少数派でしたから、あまり大きな問題にはなりませんでしたが、iPhone、iPadがこれだけ普及してくるとかなり大きな問題になっています。

 たとえば、WindowsMailから送られたメールをiPhoneMailで読むとします。このとき、丸囲みの1と表示される文字は、なぜか「日曜日(カッコで囲まれた「日」という文字)」と表示されます。文章の作り次第では、さっぱり意味がわからなくなってしまいます。このように、いっそ表示されないなりに、文字が消えてしまうならばよいのですが、他の文字に置き換えられてしまうのが大いなる問題です。以下の表は、左がApple系右がMicrosoft系で、表の同じ位置にあるものに置き換えられます。

(引用: http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/5148/moji/)
※クリックすると拡大されます。

 このような問題は、メールの送受信やウェブサイトの制作の際に起こります。メールの送受信の際に、このような問題が起きることを防ぐ方法はなくはないのですが(UTF-8という文字コードに変換して送信する方法)、なかなか一般的ではなく、これはこれで、特定の端末では文字化けをすることがあるので、万全の方法ではありません。一番理想的なのは、このような機種依存文字を利用しないことです。自分が機種依存文字を使っているかどうかは、下記のサイトでチェックしましょう。なお、ウェブサイト制作の際は、UTF-8という文字コードを利用して制作すればこのような問題は発生しません。

機種依存文字チェッカー

 メール送信の際は、かなり重要になりますので、メールを使う方は必ず知っておくべきことです。

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