冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

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イクメンの苦悩

2010/12/15 (水)

 妻が先月の頭から仕事に復帰しました。しかし、保育園は当然のごとく(?)空いておらず(近所の認可・認証・認可外ともに)、私が2日間主夫業をすることになりました。幸いにも私の仕事は出社しなければできないというものではないし、社会との繋がりを早く取り戻してもらいたいという思いもあったので喜んで主夫をすることにしました。普段も半日程度など妻が外出するときには私が面倒みていたりもしていたし、そのときは普通に仕事ができていたので、特に気にすることもありませんでした。

 いざ、1日面倒をみるとなると話が違いました。当然、数時間面倒をみるのとは異なり、家事もついてくるわけですし、その合間で子どもの面倒をみながら、仕事も出来る範囲でしたいと考えていました。ただ、現実はそんなに甘くなく、妻が午前8時に出勤した後、フッと時計を見ると午後4時になっているのです。息子に朝御飯あげて、昼ごはん作って、洗い物して、洗濯して…こんなにもあっさり時間が過ぎていくものかと愕然としたのを覚えています。二週目のあるときに、フッと感じたのが

「オレはこのままでいいんだろうか…?」

という焦りです。私もまだ会社を興して2年経っていません。軌道にも乗っているわけではありません。そんなときに、仕事ができない環境をこんなにタップリと取っていいのだろうかと本音としては思いました。もちろん、主婦業や子育ては大事なのはわかってはいますが、私は焦りを隠せるほど人間はできていません。

 そう思ったころから、ものすごくイライラして、離乳食を食べてくれない、一人遊びをしてくれない、昼寝をしてくれないときに子供にも声を荒らげることがありました。そんなことを妻に話していたら、

「私は、家にいるときは仕事ができないと割り切っている。できたらいいくらいの気持ちでいる。結局、そのほうが仕事ができる。」

といわれ、どうせできないのなら、思い切って遊んでやれと思ったら、意外と状況は簡単に改善し、離乳食も食べてくれ、一人遊びをしてくれ、昼寝もしてくれるようになりました。おかげで、仕事も普通の日の5割程度はこなせるようになってきました。

 今思えば、離乳食を食べてくれない、一人遊びをしてくれない、昼寝をしてくれないのはボクのイライラが伝わっていたからだと思っています。これは、企業に置き換えれば単純な話で、上司がイライラしていれば、部下もなんとなく空気が悪くなる。普段、そういうことを仕事で言っているのに、自分の子どもにはできていなかったことが実に恥ずかしく思いました。

 最近は、嬉しいこともあります。普通に仕事にでていくときに、子どもが、「いかないで~」と泣き、帰宅してきたときに「おかえり~」と喜んでくれるようになったのです。ついこの間までは、妻がでていくときには泣くのに、ボクのときはどっちでもいいという反応だったのが、残念でしたが、そういう意味では仕事のやりがいはずいぶんと増えました。最近は、育児の中からも仕事の発想がうまれているので、ある意味ありがたいことだと思っています。といっても、やっぱり、大変なものは大変ですけど(笑)

カテゴリー: 子育て

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