社内twitterは「twitter」を使うか?「独自twitter」を使うか?

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 社内twitterは、組織風土改革に活用できる大きな可能性を秘めていることは何度も記事にさせていただき、非常に多くのページビューをちょうだいしております。今回は、その中でいただいたご質問の一つの、いわゆる本物のtwitterを使うのか、社内だけでクローズされたtwitter型のマイクロブログツールを使うのかという視点で書きたいと思います。本記事では、前者をtwitter、後者を独自twitterと呼ぶことにします。

 社内twitterが活きる場面を組織風土改革と表現すると、少し抽象的ですので、まず、具体的な課題として例示します。

  • 経営ビジョンの浸透(→私の過去記事をご覧ください
  • 縦割り組織の横のつながりの構成
  • 経営にとっての現場の生の声入手
  • 社内の人間関係・協力関係に基づいた、より効果的な人材配置
  • 外部に対する社員ブランディング

上記にあげるのは一例ではありますが、社内twitterを活用することで、このような問題を解消できる可能性を秘めていることは確かです(詳細は、別記事で書きます)。今回は、これらの課題解決にtwitterを使うのがよいのか社内twitterをつかうのがよいのかという視点で議論します。

手段 twitter 独自twitter
最適な解決課題 ブランディング、現場・顧客の声の見える化、コミュニケーション活性化 縦割り組織の解決、経営ビジョンの浸透
参加範囲 社内+twitter参加者 社内のみ
情報機密性 低い 高い
社員の手軽感 高い 低い
社員の安心感 低い 高い
導入コスト 無償 有料(SaaS活用で、100人で月額3万~5万円)

どちらを採用するかは企業が現状もっている課題や、そもそもの業務背景によると思います。もし私がアドバイスを求められたならば、御社内の解決したい課題・重要とするコミュニケーションの質に基づいて、判断することになろうと思いますが、目的を明確にして、かなり注意深く選択する必要があると考えています。

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