企業が新しい環境に適応するということ

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 最近、どうやっても中小企業に元気がでないという風におっしゃる方もいます。中小企業に元気がでない本質は、新しい環境への適応力の低さにあると考えています。私は、新しい環境への適応力の低さと、自分たちが提供しているものに自信がもてていないことや、自分たちが提供しているものを実は理解していないことは無関係ではないと思っています。

 新しい環境に適応するためにもっとも必要なものは、自信だと考えています。なぜなら、そのためには、間違いなく今まで大切にしていた何かを捨てることになるからです。捨てるためには、不安が伴います。どんな不安が起こっても負けない自信が必要です。特に、経営者に必要です。そのためには、自分たちを理解し、自信をもつことが大切です。

 もし、自分たちに自信がもてなかったら、懇意のお客さまに聞いてみてください。自分たちが気づいていなかった、自分たちの強みに気づきます。その強みを新しい環境で活かすためにはどうすればいいのかを自信をもって考えてください。必ず、業績は上がります。新しい環境で活かすことを考えるときには、専門家を入れた方が良いと思います。視野を広げることが大切です。

 これあらたもこのようなプロセスに関わりますが、果たす役割は、新しい環境に適応するための「後押し」です。どうしても尻込みしてしまう高い壁というのは存在しますから、それをよじ登るための道具や、壁を登らなくてもよい方法を横からアドバイスします。つまり、自信を持って前に進んでいただき、ときに後押しするのがわれわれの仕事だと考えています。

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