冨山陽平のブログ “思いきり やりぬく”

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バカにならない電話の固定費

2010/01/16 (土)

 クライアント先で、意外と目が行くのは固定電話にかかっている費用です。だいたいこの部分に関しては、アドバイスさせていただくか、代行させていただいています。ほとんど手をつけられていません。個人宅では、ひかり電話・ケーブルテレビ電話といわれる光ファイバ網やケーブルテレビ網を活用した電話、KDDIさん提供のメタルプラスなどの直収電話(NTT以外が提供する固定電話のこと)といわれる電話が比較的増えてきていますが、事業所となるとまだまだ少ないように感じています。もし下記の条件に当てはまるときは、相当なコスト削減の可能性を秘めていると考えてよいでしょう。

  • 電話は電話、インターネットはインターネットで契約をしている
  • 電話番号もしくは電話台数が少ないのにビジネスフォンを使用している
  • 事業所間の通話が非常に多い
  • 社員の法人携帯の事業者と社内の事務所電話の事業者が異なる
  • ここ数年、まったく電話代について検討もしていない

 切り替えの際に電話番号が変わることもありません。工事のときに長時間電話が使えなくなることもありません。基本的にはメリットずくしです。たとえば下記の通りです。

  • 光ファイバ網のIP電話にすることで、大幅にコストが下がった
  • 事業所間の通話・FAXは定額にできる
  • 直収電話に切り替えることで、単純に固定電話コストが下がる
  • 社員の携帯電話と事務所電話の事業所が同じ場合、通話料が安くなる
  • ビジネスフォンを使う必要がなくなったので、電話機故障時の修繕費用が一気に下がった

 ただし、IP電話を使用するときにはデメリットもあります。停電時やIP電話を使用するために使用する室内機器の故障時には通話ができなることです。ですので、たとえ数時間でも電話が不通になると問題がある業種は、固定電話も併用することが大切です。こうすることで緊急時対策も可能になりますので、たいていのデメリットを解消することができます。また、今後メリットとして携帯電話と組み合わせたソリューションも十分に考えられます。法人携帯がA社で社内の電話もA社であれば、社員間+事業所内通話がすべて無料ということも。家庭レベルではどこの事業者もすでに提供していますが。

 これからの時代、電話(場合によっては事務所電話だけでなく携帯電話も含めて)とインターネットはあくまで一体として考えて、コストを検討することが大切です。知っている範囲では、年間数十万円のコスト削減につながる例もあります。規模によっては百万を超えるかもしれません。もちろん、一年目は導入費がかかりますから、さほど減るということはありませんが、二年目から大きく変わってくるでしょう。
 また、しかるべき中立な方に相談すると良いでしょう。本格的に安くなる提案の場合は、事業者をまたがる(NTTとKDDIを併用するなど)も考えられますので、各事業者にたのむというのは最高に削減するというのは難しいかもしれません。もちろん、請求上は一本化されますから楽ですが。
 なにより気をつけていただきたいのは、この手の話には、怪しい業者も少なくないということです。もしよくわからない場合は、しかるべき信頼できる方に相談してください。周囲から聞く限りには、まちがっても、飛び込みで営業に来た人は信用しない方が良いと思います。

カテゴリー: ITの適正活用

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